大切な宝箱

出会いは突然やってきた

ここでの親友。心の友

逢った事はないけれど毎晩毎晩お話してた

彼女たちは仕事があるのに

私は子育てがあるのに

あのときが一番楽しかった

もう３年くらい経つのかな　どれくらいだろう？

初めて家にパソコンが来て初めてインターネットして

HPというものを知った

ただただ眺めていた

かなりのカルチャーショックだった

ひとりの女の子のHPを見つけた

HPという小さな枠の中でありったけの自分をさらけだしてた

過去の傷　　精神を病んでいる姿

わたしにはとても強くとても輝いてみえたんだ

３００日くらいあるその子の日記を全部読んだ

隅から隅まで

どうしても私と重なる　　この子はかがみのわたし？

話をしたかった　私を知って欲しかった

その日からずっと思っていた

だから私HPを作ったんだ

その子に私を見て欲しかった

私を知って欲しかった

同じ悩みをもった彼女を救ってあげたい

でもほんとはわたし

助けて欲しかったのはわたしなの

伝言板に一言二言書き

しばらくたって彼女のチャットという部屋へ訪れた

緊張した～～～

彼女から話しかけてくれた

いづ～～～～～～

びっくりしたの

あんな伝言板でわたしをみてくれたなんて

そして彼女はここにきてくれた

わたしを知ってくれた

その日から毎晩毎晩話をしたの

そして朝まで話をした

まるで修学旅行のお泊まりかのように

そして私たちは親友に心友になった

そこで出会ったたくさんの心友ができた

あれから何年　今ではめったにメールもチャットもしてないけれど

苦しいときつらいとき　生きることから逃げたいとき

いつも彼女たちはわたしの中で私を支えてくれるの

彼女たちとの友情は一生の宝物

ずっとずっと大切な友達

不思議

あったこともないのにみんなみんな昔からの友達みたい

わたしがであった大切な宝物